「拉致被害者を救出するぞ!国民大集会in愛媛」を開催しました。

平成20年7月6日(日)午後、愛媛県の松山市民会館において、政府、愛媛県、救う会全国協議会、救う会愛媛、愛媛拉致議連による共催で「拉致被害者を救出するぞ!国民大集会in愛媛」が開催され、約3000人が来場しました。 
政府共催の拉致問題広報・啓発行事の地方における開催は、今回が3回目になります。 
(1回目は福島市(6月8日)、2回目は盛岡市(6月21日)) 

この「国民大集会in愛媛」では、 
○ 主催者からのあいさつ 
  (加戸守行愛媛県知事、中矢民三郎救う会愛媛会長、森高康行愛媛拉致議連会長) 
○ 来賓からのあいさつ 
  (平沼赳夫拉致議連会長、塩崎恭久衆議院議員(初代拉致問題担当大臣)、中村時広松山市長) 
○ 中山恭子内閣総理大臣補佐官(拉致問題担当)による政府報告 
○ 佐藤勝巳救う会全国協議会会長による現状報告と今後の展望 
○ 政府作成DVD「拉致~許されざる行為~」のダイジェスト版上映 
○ 拉致被害者御家族からのメッセージ 
○ 「特定失踪者」御家族の紹介 
○ 「ふるさと」の合唱 
等が行われました。

中山総理補佐官は、政府報告の中で、「6月の日朝協議で北朝鮮は再調査を約束した。これまでの再調査と同じでは意味がなく、被害者を帰国させるための調査でなければならない」、「今は言葉対言葉の段階であり、北朝鮮が拉致被害者を帰国させるための具体的行動をとることが必要である。北朝鮮の動きを見極めるまで、制裁措置の一部解除のための動きはとれない」と述べました。 

また、加戸知事は、あいさつの中で、「自分たちができることは、政府の掲げた「帆」にこのような集会を通じて風を送り込むこと。愛媛の力を「風」にして福田総理に送り込みたい」と述べました。

さらに、御家族は、メッセージの中で、 
・「この集会の雰囲気こそが、北朝鮮に物凄いメッセージを与える。北朝鮮は、我々の国民世論が盛り下がることを待っている」 
 【飯塚繁雄・家族会代表(田口八重子さんの兄)】 
・「家族は、子供を返して欲しいと言っているだけ」「親は子を一日たりとも忘れない。元気なうちに子供を抱きしめてあげたい」 
 【横田早紀江さん(横田めぐみさんの母)・有本嘉代子さん(有本恵子さんの母)】 
と呼びかけました。 

なお、開会に先立ち、アニメ「めぐみ」が上映されました。

愛媛写真
【(左から)平沼赳夫拉致議連会長、塩崎恭久衆議院議員、中山恭子総理補佐官、飯塚繁雄・家族会代表、横田早紀江さん、有本嘉代子さん、佐藤勝巳救う会会長】
愛媛写真
【「ふるさと」を合唱する出席者】
愛媛写真
【大集会に関する垂幕を掲げる愛媛県庁】