「一日も早い日本人拉致被害者の救出を! 拉致問題を考える国民大集会in大阪」を開催しました。

平成22年1月13日(水)午後、大阪府の大阪市中央公会堂において、政府拉致問題対策本部、大阪府、大阪府内全市町村による共催で「国民大集会in大阪」が開催され、約720人が参加しました。
政府共催の拉致問題広報・啓発行事の地方における開催は、今回が8回目となり、鳩山内閣になってからは、福井の集会(11月7日)に続き2回目の行事となります。

この「国民大集会in大阪」では、

○ 政府主催者代表挨拶 大塚 耕平(内閣府副大臣(拉致問題担当))
○ 地元主催者代表挨拶 橋下  徹(大阪府知事)
○ 祝電披露(平野内閣官房長官(拉致問題対策本部 副本部長))
○ 家族連絡会報告(飯塚 繁雄代表)
○ 拉致被害者家族メッセージ(有本明弘さん、有本嘉代子さん)
○ 救う会報告 藤野義昭(救う会全国協議会会長)
○ 特定失踪者(御家族)の紹介
○ 閉会挨拶 平松 邦夫(大阪市長;府内市町村代表)

等が行われました。

以下、概要。

【大塚内閣府副大臣挨拶(拉致問題担当)】
 本日は、大阪府、大阪市、大阪市内全市町村の協力により、この国民大集会を開催することができたこと、並びに日中のお忙しい中、多くの方がお集まりいただいたことに対し心から御礼申し上げます。鳩山内閣は昨年の9月16日に発足しましたが、拉致問題の専任大臣を設置したことからも従来にもましてこの問題に積極的に取組む証であることをご理解いただきたいと思います。組閣直後より、鳩山総理は国連総会や各国首脳との会談で拉致問題を言及し理解を求めてまいりました。また、新政権においては、鳩山総理を本部長、そして中井拉致問題担当大臣、平野内閣官房長官、岡田外務大臣を副本部長とする新しい拉致対策本部を設置しました。そして、来年度に向けて組織や予算といった体制の充実整備をはかっています。
 拉致は、北朝鮮による日本の国民の人権侵害、国の主権侵害ともいえる許し難い行為であります。制止あるいは問題解決に向けて着実に進めるには、国民世論の盛り上がり無くしては解決しません。一昨年の6月から全国の自治体等と協力し、この集会を実施しているところです。本日の集会は、第8回目となります。第1回は、平成20年6月に福島県で開催されました。鳩山政権下では、昨年の11月の福井の集会に続き第2回目です。本日お集まりの方々が、この問題の実態とこの問題解決に向けた熱意、そして怒りを共有していただき、多くの知り合いや友人にご共鳴をいただき周知することを賜りたいと思います。
 拉致事件が発生したと思われる時期から既に30年も経過しています。政府が認定した拉致被害者は12件17名であり5人の方がご帰国されましたが、本日お見えの、飯塚代表の妹の田口八重子さんや有本御夫妻の娘の有本恵子さんをはじめ、多くの方々が帰国できずに北朝鮮で苦しんでいる実態をご確認していただきたいと思います。この政府の認定者以外にも拉致の疑いを否定できない方々もいらっしゃいます。民間の特定失踪者問題調査会に届出のあった方々は、約470名いらっしゃいます。政府としては、国民の皆様方にご理解とご協力をいただき、一日も早い問題解決と被害者の無事の帰国に向けて全力で取組んでまいります。
 通常国会では、平成14年に成立した拉致被害者等支援法に基づく給付金の給付期限が今年の3月に到来することとなりますが、今後帰国される方に備えまして給付期間の延長を検討しているところです。
 本日の参集に心より御礼申し上げますとともに、改めて鳩山内閣は、拉致問題の解決に全力で取組むことをお約束することして、お礼の言葉とさせていただきます。

【橋下大阪府知事挨拶】
 国の第一の使命は、国民を守ることに尽きると思います。国民の生命・財産、特に国民の生命を守ることが国家の第一の使命であると思います。鳩山内閣の掲げるスローガン「友愛」には優しいというイメージがあるが、「愛」という言葉にこそ厳しい態度、「愛」を守るため命を懸けてでも厳しい行動にでる覚悟、厳しい姿勢が必要かと思います。鳩山政権においては、その優しさと表裏一体であります厳しさを発揮していただきたいと思います。先ほどの大塚副大臣からの説明には、非常に心強く感じました。
 この拉致問題に関して地方自治体が出来ることは非常に限られています。外交問題は政府の専権事項であります。我われ自治体が直接行動を行うことができません。政府の行動をしっかりと支えていくことは国民の義務であり、地元自治体の責務と考えております。鳩山政権が強いエネルギーを出すには、国民一人一人がエネルギーを出さねばなりません。報道では一時は大きく取りあげられていましたが、メディアは時期が過ぎるととらえ方が変わってしまいます。こういった時こそ、地方の自治体が拉致問題をしっかり考えるよう政府や国民にメッセージを出すことが責務と考えております。
 大阪府民は、一致団結して鳩山政権を下から支え北朝鮮に対し厳しい交渉をするようサポートしてまいりたいので、全力で鳩山政権を支えてまいりましょう。

【飯塚「家族会」代表 報告】
・皆さんの真剣な取組みを北朝鮮はおそれている。国民全体が北の非道に怒ることが交渉のカードとなる。
・北にいる被害者は、厳寒の中、この冬を越さなければならない。毎年1月に「今年こそは」という言葉が出るが、この活動を始めてから12回この言葉を使っている。政権が替わり、国民の意識が高まっている今年こそ解決のチャンスと考えている。

【有本「家族会」副代表 メッセージ】
・北朝鮮の出してきた(娘「恵子」が死んだとする)証拠は嘘の連続である。

【有本嘉代子氏 メッセージ】
・昨日は恵子の誕生日でもう50歳になった。今年も北で寒い冬を越すのか。
・解決まで長い時間がかかっている。運動を始めたころと違い、今は政府の人も中井大臣も一生懸命やってくれている。今年こそは解決をお願いしたい。

【藤野「救う会」会長 報告】
・北朝鮮はなんのために拉致を実行したのか。それは、革命を成就するためである。半島の支配は国是、悲願であり、そのために北朝鮮は、拉致を含む非合法手段をも駆使してきた。

【平松大阪市長 閉会あいさつ】
・拉致問題は、国家主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題であり、私たちは断固たる姿勢で臨まなくてはならない。力を合わせ、熱い思いをひとつにして、一刻も早い拉致問題の解決に向け大きなうねりを作っていきましょう。

 なお、開会に先立ち、アニメ「めぐみ」が上映されました。

大塚内閣府副大臣の挨拶の模様
【大塚内閣府副大臣の挨拶の模様】
大塚内閣府副大臣の挨拶の模様
【大塚内閣府副大臣の挨拶の模様】

橋下大阪府知事の挨拶の模様
【橋下大阪府知事の挨拶の模様】

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