「拉致問題の早期解決を願う国民のつどい」を米子で開催しました。

平成23年11月9日(水)午後、米子コンベンションセンターにおいて、政府拉致問題対策本部、鳥取県、米子市、北朝鮮拉致問題早期解決促進鳥取県議会議員連盟、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための鳥取の会による共催で、「拉致問題の早期解決を願う国民のつどい」が開催され、約400人の参加を得ました。
 政府共催の拉致問題広報・啓発行事の地方における開催は、今年度、神奈川県川崎市に続き第2回目となります。

この「拉致問題の早期解決を願う国民のつどい」では、
○ 政府主催者代表挨拶 三谷 秀史(政府拉致問題対策本部事務局長代理)
○ 地元主催者代表挨拶 平井 伸治(鳥取県知事)
○ 地元主催者代表挨拶 野坂 康夫(米子市長)
○ 拉致被害者御家族メッセージ 松本 孟氏(拉致被害者御家族)
○ 拉致被害者御家族メッセージ 横田 滋・早紀江御夫妻(拉致被害者御家族)
○ 県内特定失踪者御家族の紹介
○ 県民メッセージの紹介、贈呈
等が行われました。

以下、主な発言内容。

(三谷拉致問題対策本部事務局長代理挨拶)
○野田内閣が発足いたしまして2か月余りが過ぎましたが、野田総理がバッジを着けているというこの意思表示だけでも、この内閣が拉致問題解決に向けてそれなりの意気込みを示していると思っております。
○5人の皆さんが帰国されてから9年、あるいは3年前、全面的な調査のやり直しを約束すると北朝鮮が言ってから大きな進展が見られませんが、私ども政府としましては、「家族会」、「救う会」の皆さんと力を合わせ、何とかして拉致問題解決に向けて1歩でも2歩でも前進したいと思いながら、情報の収集、分析、関係各国との連携強化、決して風化させないための広報活動、いろいろやらせていただいております。
○なぜかここ1か月、めぐみさんは5年前生きていたというふうに人から聞いたと言う人が現れたり、「週刊朝鮮」という週刊誌が、210万人に及ぶ北朝鮮市民のリストを入手したとか、しきりと情報が出てまいりますが、私どもは改めて情報の出所そのものに迫っていくと同時に、その周辺にある種々の情勢等を真剣に分析しているところでございます。

(平井鳥取県知事挨拶)
○横田めぐみさん、松本京子さん、古都瑞子さんとも、同じ昭和52年の11月15日、10月21日、11月14日と、全部日本海に面した新潟、山陰から姿を消しており、どれほど私たちの生活が危険にさらされていたのかと、思いやらずにいられないと思います。
○拉致問題は、決して他人事ではありません。私たちの問題として国際社会に訴えかけて、是非ともこの拉致被害者の問題を一日も早く解決をして、御家族の皆さんの元に元気なお姿を帰してあげようではありませんか。皆さんの大きなお力を頂きたいと心からお願いを申し上げる次第でございます。
○めぐみさんがいなくなったときと同じ年代の、これから社会を担われていくことになる子供たちにも、この山陰で、日本で起きた拉致問題を知っていただきたい、そして被害者御家族ともお話をする機会を持っていただきたいと、この集会を企画させていただきました。
○今日のこの集会が実り多いものになりますよう、また、もう一度穏やかな日本海のように平和が御家族の元に戻ってくることを願っています。

(野坂米子市長挨拶)
○拉致問題というのは、人間の尊厳を侵害する、自由を奪う、そしてまた国家の主権を侵害する犯罪です。この拉致問題の早期解決ということを考える時には、やはり拉致された方々がこの日本に帰って来て、そして家族の元にお帰りになることが本当の解決だろうと思っております。
○そのためには国民一人一人、県民一人一人が一緒になって、この集いのように皆で集まって、そして力を結集して、北朝鮮にその思いを伝え、また日本政府にその思いを伝えることが非常に大事だと思っております。

(特定失踪者御家族代表 古都氏)
○本日、お集まりいただいた大勢の皆さんの力が大きな力となって政府を動かし、北朝鮮まで届くよう願っております。
○私の姉が突然いなくなったのが、34年前の昭和52年11月14日の遅い時間帯でしたが、その明くる日に、20時間以内の時間差でめぐみさんの姿が見えなくなるなど偶然でしたが、皆さんの力を借りて一刻も早く元気で帰らせていただけるよう、よろしくお願いします。

(松本孟氏挨拶)
○私どもも、妹が無事にこの日本に帰って来れる、そんなことをずっと夢を見ながら楽しみにしておりました。私どもの力が足りないのか、運動が弱いのか、いまだに北朝鮮から救い出すことはできませんが、何としても救い出して日本に連れて帰って、そう長くはないかも分からない親と子のささやかな生活を夢見るものです。一人の人間が忽然といなくなる、本当に辛いことです。
○拉致問題は、拉致をされた家族だけの問題ではなく、国民全体の問題なのです。
○どんな家族でも、自分の娘、息子がいなくなったら一生懸命探されると思います。是非、拉致被害者家族に、拉致されている者に力を貸して下さい。よろしくお願いします。

(横田滋氏挨拶)
○拉致問題は、非常に重大な人権侵害の問題でもありますが、同時に日本の主権侵害の問題です。外国の工作員がその国の政府から命令を受けて、日本国内から連れ去るということは明確な主権侵害の問題です。領土問題と同じように、いつまでも放っておくと日本の国は誰かを連れて行ったって、何も取り返しもしないのだと思われますから、やはり政府の責任で一刻も早く解決していただかなければならない問題です。
○国連の児童権利条約は、北朝鮮も批准をしているわけなのですが、子どもを親から引き離してはならないということ、それから子どもが親の所に帰りたいと言えば帰さなければならないということが決めてあり、めぐみは子どもで帰りたがっていたのに帰さないなど、北朝鮮は子どもを連れていくということ自体から問題があるわけです。
○学生さんがたくさんいらっしゃっておりますが、親と一緒に暮らして、学校に行って、友だちと勉強して、それから部活動をするっていうことが当たり前のことですが、一緒に暮らそうと思っても暮らせない人がいます。今回の地震でもたくさんの家族が、引き離されたり、亡くなられた方もあるようですから、やっぱり一緒に暮らしているということは、非常に大事なことなのです。御家庭の皆さんが仲良く暮らしてくださいますようお願いします。

(横田早紀江氏挨拶)
○拉致という大変な問題がこんなに平和な日本の国の中で34年も前から、何の罪もないたくさんの若者に対して、北朝鮮の指導者の拉致指令という指令により、屈強に鍛え上げられた工作員が韓国や日本や12か国もの国々に放たれて、お芝居の物語のような蛮行が堂々と行われていたのだということを、そしてめぐみが北朝鮮にいるということが、あの証言者によって、初めて判ったのです。
○平和であるはずの日本の中で、たくさんの一生懸命に産み育てた子どもたちが何の罪もないのに、12か国から親や兄弟から離されて、北朝鮮でまだ幽閉されて、今も子どもたちが本当に、何処に何をさせられているか分からないような状態の中でもう34年が経ってしまったわけです。
○どんな役職であれ、どんなに知能がある方であっても、どんなにお金があっても、その人の心の中が本当に生命に対して、戦慄するほどの救う気持ちのある心を持った人がたくさんいてくださらなければ、人を助けられないのです。御自分が、今日ここで、こうやって話をしていたかもしれないという、そのような問題であるこの拉致問題が全面解決するために、政府にしっかりとやってくださいという声を届けていただきたく思います。

なお、開会に先立ち、DVD「拉致 私たちは何故、気付かなかったのか!」が上映されました。

 
平井鳥取県知事の挨拶
【平井鳥取県知事の挨拶】
野坂米子市長の挨拶
【野坂米子市長の挨拶】
県民メッセージ贈呈の模様
【県民メッセージ贈呈の模様】
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