安倍総理大臣、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の御家族等と面会しました。

 1月25日(木)、安倍総理大臣は、総理官邸にて、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の御家族等と面会し、先般、同会及び「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」が決定した「今後の運動方針」を受領しました。
 冒頭、安倍総理大臣から「拉致が発生して以来、相当の年月を経ていまだに解決できていないということは、私にとっても痛恨の極みでございます。」、「核問題、ミサイル問題だけに焦点が当たり、拉致問題が後ろに押しやられることがあってはならないと考えています。」、「私も、この問題について国際社会が連携して北朝鮮に対してこの決議を実行していくことを求めると同時に、拉致問題の重要性、この問題に対する理解と支持をお願いしていこうと思っています。」、「時間がないという皆様のお気持ちも本当にひしひしと伝わってくるわけでして、私と皆様の心を一つにしてこの問題を解決するために、全力を傾けてまいる決意でございます。」との挨拶がありました。
 これを受け、家族会の飯塚繁雄代表から、「(北朝鮮を)取り巻く情勢については、非常に、シビアな点もありますけど、これを是非テコにして、救出のための実質的協議を行えるように、是非ご助力をお願いしたい」、「これ以上、もう我慢ができない状態になっております」との発言がありました。