トップページ > 北朝鮮による拉致問題とは > よくわかる拉致問題 > 北朝鮮とは? なぜ拉致をしたの?
| 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国) | |
|---|---|
| 面積 | 約12万平方キロメートル(朝鮮半島全体の55%、日本の33%に相当) |
| 人口 | 約2,405万人(2009年10月、国連人口基金) |
| 首都 | 平壌(ピョンヤン) |
| 言語 | 朝鮮語 |
第二次世界大戦後、朝鮮半島は北緯38度以北をソ連が占領、それより南は米軍支配下におかれました。1948年に北半分では北朝鮮が、南半分では大韓民国(韓国)が成立。1950年には朝鮮戦争が起こりました。1953年の休戦後も、休戦ラインをはさんで両者は対立してきました。
北朝鮮では、成立以来、朝鮮労働党の一党支配が続いています。2011年12月、最高指導者として強い力を持っていた金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が死去し、金正恩(キム・ジョンウン)国防委員会第一委員長が中心となった体制に移行しました。
北朝鮮では、近年、水害や干ばつによる被害が続き、深刻な食糧難やエネルギー不足が起きています。また、国連等の報告書は、拉致問題のほかにも、拷問・公開処刑や強制収容所の存在、思想・言論・移動の自由に対する制限など、北朝鮮における人権侵害の存在を指摘しています。
北朝鮮は、なぜ日本人を拉致したのでしょうか。
真相はわかっていませんが、これについては、次のような説があります。すなわち、北朝鮮は、朝鮮戦争の休戦後も、韓国を社会主義化して朝鮮半島を統一しようとしてきました。しかし、当時、韓国人をよそおって北朝鮮から韓国にスパイを送り込むことは難しかったので、日本人をよそおって韓国にスパイを送り込むという方法が考えられました。そこで、日本人を北朝鮮に連れ去った上で、北朝鮮のスパイをその日本人になりすまさせたり、その日本人を北朝鮮のスパイに日本の習慣や日本語を教える先生にしたりしようとして、日本人を拉致したというのです。
日本と北朝鮮との間には国交がありません。北朝鮮は日本人拉致を認めましたが、帰国したのは5名のみで、その他の拉致被害者については、いまだに北朝鮮から納得のいく説明はありません。日本政府は、このままでは国交正常化を進めることはできないとして、北朝鮮に誠実な対応を求めています。