北朝鮮による拉致問題とは

(6) 解決のためにできることは?

拉致問題の解決に向けて、政府のみならず民間団体でも様々な取組みが行われています。

政府が一体となった取組み

日本政府は、北朝鮮に対し、すべての拉致被害者の安全確保とすみやかな帰国を要求しています。拉致問題の解決なくして国交正常化はありません。政府は、総理大臣を本部長とする拉致問題対策本部を中心に、一体となって拉致問題の解決に取り組んでいます。

国際的な関心の高まり

拉致問題については、国連でも、重大な人権侵害として深刻な懸念を表明する決議が採択されています。拉致問題での日本の立場は、諸外国からの理解と支持を得ています。

家族を取り戻すための民間の救出運動

平成9年(1997年)3月、それまで孤独に戦い続けてきた拉致被害者の家族が団結して、家族会を結成しました。国民の間には、拉致被害者の家族を支援し、被害者の救出を求める運動が活発に展開され、現在にいたっています。

こうした救出運動は、街頭での署名活動にとどまりません。海外の拉致被害者家族との連携のほか、アメリカや国連、国際赤十字などを訪問し、救出に向けた国際的な協力も求めています。また、北朝鮮に拉致された疑いを否定できない失踪者の調査なども独自に行われています。

また、国内外のアーティストや映画監督が、拉致問題の解決に向けた活動をしています。

ブルーリボンを知っていますか?

羽田空港のタラップを降りる5人の帰国者の胸に、また、拉致被害者のご家族の胸に、ブルーリボンが揺れていたことに気づきましたか?
ブルーリボンは、拉致被害者の救出を求める運動の中で発案されたものです。ブルーの色は、日本と北朝鮮をへだてる「日本海の青」、そして、被害者と家族を結ぶ「青い空」をイメージしています。「北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を信じている」意思表示なのです。

あなたにもできること

家族を、人生を奪い去った北朝鮮による拉致。ある日突然連れ去られ、今も救出を待ち続けている…。それが、もしも自分だったら、自分の家族だったら。
拉致問題という問題があり、いまだに解決していないことを知ってください。拉致問題に関心を持ってください。それが、この問題の解決のために、とても大切な一歩となるのです。

  1. (1) 拉致された13歳の少女 横田めぐみさん(前編)
  2. (2) 拉致された13歳の少女 横田めぐみさん(後編)
  3. (3) 拉致された人は何人いるの?
  4. (4) 北朝鮮とは? なぜ拉致をしたの?
  5. (5) 北朝鮮による日本人拉致問題とは?
  6. (6) 解決のためにできることは?