政府の姿勢・取組

拉致問題対策本部関係省庁対策会議/開催状況

第1回 平成18年11月7日(火)

概要

拉致問題対策本部第一回会合で策定された「拉致問題における今後の対応方針」に基づく各省庁の具体的施策に関する報告がなされた。
対北朝措置の執行と捜査努力の継続に加え、特に、情報収集・分析、国際協調、広報活動について、当面、重点的に取り組んでいくことを確認し、三つの分科会(情報、法執行、広報)を設置した。

第2回 平成19年1月26日(金)

概要

これまでの取組みの成果を検証するとともに、今後重点的に取り組む事項について協議し、今後の政府の方針・取組みについて確認した。
関係省庁からの報告を踏まえ、協議を行った結果、政府としては、北朝鮮への対話の窓口を開きつつ、北朝鮮に誠意ある対応を促すため、対北朝鮮措置の執行と捜査努力の継続、拉致問題に関する情報収集・分析、国際協調、広報活動について一層取組を強化していくことが確認された。

第3回 平成19年5月25日(金)

概要

関係省庁から対北朝鮮措置に関する報告が行われ、引き続き対北朝鮮措置を着実に執行していくことが確認された。また、拉致関連捜査・調査の状況、外交面の取組み、国内外への啓発等について対策本部事務局及び担当省庁から報告がなされた。
関係省庁からの報告を踏まえ、政府としては、北朝鮮への対話の窓口を開きつつ、北朝鮮に誠意ある対応を促すため、対北朝鮮措置の執行、捜査努力及び拉致問題に関する情報収集・分析の継続に加えて、G8サミットをはじめとする機会を活用し、国際協調、広報活動について一層取組みを強化していくことが確認された。

第4回 平成20年4月17日(木)

概要

新年度の開始にあたって、「拉致問題における今後の対応方針」の実施状況を報告・確認するとともに、関連の取組を今後も着実に履行していくことについて関係省庁間で合意した。
具体的な報告事項としては、
①まず拉致問題をめぐる最近の動きに関連して、外務省から、最近の米朝協議の動きを含む六者会合等について報告があった他、
②関係各省庁より、対北朝鮮措置の実施状況について報告があった。
③拉致問題対策本部事務局からは、映画「めぐみ」の学校での上映、プレスツアーや海外報道関係者等の招聘、アニメ「めぐみ」の制作といった広報活動について報告があった。
なお、中山総理補佐官からは、国際連携強化のための取り組みについて報告があった。

第5回 平成20年10月29日(水)

概要

拉致問題対策本部第2回会合において再確認された今後の対応方針を踏まえ、各省庁においても、関係省庁が連携し、実務面でも政府一体となって拉致問題に強力に取り組んでいくことを確認した。
会議においては、拉致問題をめぐる最近の動きとして、拉致問題対策本部事務局より拉致問題対策本部第2回会合の概要について説明。引き続き、外務省より日朝をめぐる最近の動きについて、警察庁より拉致容疑事案の捜査・調査について、それぞれ報告があり、さらに拉致問題対策本部事務局より帰国被害者及び拉致被害者家族の状況について説明があった。
その上で、出席した全府省庁より対北朝鮮措置や関連施策の実施状況等について報告及び意見交換が行われた。

第6回 平成21年3月27日(金)

概要

拉致問題をめぐる最近の状況等について、政府部内において情報共有を図るとともに、今後とも、各省庁が連携・協力して、関連施策を政府一体となり推進していくことについて合意した。
会議においては、拉致問題をめぐる最近の動きとして、拉致問題対策本部事務局より、飯塚家と金賢姫氏との面会の概要について説明。次いで、外務省より、日朝をめぐる最近の動き等について、また、関係省庁より、対北朝鮮措置の実施状況等について報告があった。さらに、拉致問題対策本部事務局より、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない失踪者への対応とともに、帰国被害者とその御家族への支援の現状について説明があった。

第7回 平成21年5月25日(月)

概要

最近の拉致問題をめぐる状況等について情報共有・意見交換を実施するとともに、拉致被害者等に対する支援策のフォローアップの進め方について意見交換を行った。
 会議においては、拉致問題をめぐる最近の動きとして、外務省より、4月5日のミサイル発射、5月25日の第2回核実験の強行など、北朝鮮をめぐる最近の動向について、また、関係省庁より、対北朝鮮措置の実施状況等について報告があった。
さらに、「拉致被害者・家族に対する総合的な支援策」(平成14年拉致問題専門幹事会第5回会合決定)のフォローアップを行うため、これまでの支援策の実施状況を点検・評価するとともに、今後の支援策の在り方について検討するため、拉致問題対策本部・関係省庁対策会議の下に「支援分科会」pdfを設置することを決定した。