「北朝鮮に拉致された日本人を必ず救出する国民大集会in福島」を開催しました。

平成20年6月8日(日)午後、福島県の福島市公会堂において、政府、福島県、「救う会ふくしま」等による共催で「北朝鮮に拉致された日本人を必ず救出する国民大集会in福島」が開催され、約1,000人が参加しました。政府共催の拉致問題広報・啓発行事の地方における開催は、今回が初めてになります。 

この「国民大集会in福島」では、 
○ 主催者からのあいさつ 
(中山恭子総理補佐官、佐藤雄平福島県知事、佐藤勝巳「救う会」全国協議会会長、菅野重信「救う会ふくしま」代表) 
○ 平沼赳夫拉致議連会長によるあいさつ 
○ 拉致被害者御家族からのメッセージ発出 
等が行われました。  

御家族は、メッセージの中で、 
・「家族を取り戻すために30年以上活動してきたが、一番つらいのは被害者本人。」「絶対に解決するという世論を高め、日本の怒りを北朝鮮に示したい。」 
【飯塚繁雄・家族会代表(田口八重子さんの兄)】 
・「拉致問題を解決するために、メディア、各政党にも協力してもらいたい。」 
【有本明弘・家族会副代表(有本恵子さんの父)】 
・「家族は皆年をとってきている。高齢の母になんとか弟の元気な姿を見せてあげたい。」 
【斉藤文代さん(松木薫さんの姉)】 
・「北朝鮮による拉致は、現在進行形の犯罪。」「皆さんにも、同じ日本人として活動に協力してほしい。」 
【横田哲也さん(横田めぐみさんの弟)】 
・「自分は、1歳の時に生き別れた母の記憶がない。早く家族という小さな集まりを取り戻したい。」 
【飯塚耕一郎さん(田口八重子さんの長男)】 
と呼びかけました。

なお、開会に先立ち、アニメ「めぐみ」が上映されました。

ふくしま写真
【拉致被害者の救出の願いを込めて「ふるさと」を合唱する(左から)斉藤文代さん、横田哲也さん、飯塚耕一郎さん、有本明弘・家族会副代表、飯塚繁雄・家族会代表、「救う会ふくしま」関係者、中山恭子総理補佐官】