「拉致問題を考える道民集会」を開催しました。

平成21年7月4日(土)午後、北海道札幌市のホテル札幌ガーデンパレスにおいて、政府、北海道、救う会北海道による共催で「拉致問題を考える道民集会」が開催され、約250人が参加しました。
政府共催の拉致問題広報・啓発行事の地方における開催は、今回が5回目となり、21年度においては、この「拉致問題を考える道民集会」が最初の行事となります。

この「拉致問題を考える道民集会」では、
○ 開会の挨拶
(高橋はるみ北海道知事)
○ 麻生内閣総理大臣からのメッセージ
○ 講演
(中山恭子内閣総理大臣補佐官、飯塚繁雄家族会代表、飯塚耕一郎家族会事務局次長)
○「特定失踪者」御家族の紹介
○ 閉会の挨拶
(藤野義昭救う会北海道代表)
 等が行われました。

高橋知事は、開会の挨拶の中で、この集会を契機に、拉致問題の解決に向けた機運が道民の中に高まることを期待したいとされ、また、官民のネットワークを通じ、拉致問題の解決に努めたいので、支援・協力をよろしくお願いしたいと述べました。
 麻生内閣総理大臣から、「一日も早く被害者を必ず救出するとの決意で取り組んでいます。」といった趣旨のメッセージが寄せられました。
 中山総理補佐官は、講演の中で、今般、北海道庁、救う会北海道及び関係者の方々の協力により、この道民集会を開催することができたことに感謝の意を述べました。また、政府は、北朝鮮側が安否不明の拉致被害者について納得のいく証拠を示していないことから、すべての拉致被害者が生存しているとの前提で交渉を進めていること、そして、本日この道民集会に参加されている方々のこれまでの協力に感謝の意を述べつつ、政府としても、この拉致問題を必ず解決するとの決意で取り組んでいきたいと述べました。
 飯塚代表は、講演の中で、国民の方々の協力が力になるので、世論が益々盛り上がるよう自分としても支援を訴えていきたいので、宜しくお願いしたいと呼びかけました。
 飯塚事務局次長は、講演の中で、政府は、被害者を取り戻すのだということを行動で示して欲しいと呼びかけました。

なお、開会に先立ち、アニメ「めぐみ」が上映されました。

写真1
【飯塚繁雄・家族会代表】
写真2
【中山内閣総理大臣補佐官】