(1)冒頭挨拶(中井大臣)
現在、予算審議は順調に日程を消化しているが、この予算審議の目処が付いた際には、5年間の支給期限が終了することとなる拉致被害者等支援法に関し、(衆参拉致特)両委員会でも、委員長、筆頭理事を始めとし、関係者に審議をお願いすることとなる。現在、予算関連法案ということで、大塚副大臣においても努力をされているところである。これまでの経緯も聴き、被害者の役立つ法案とし再活用していきたい。
一方、北朝鮮に渡り密かに帰国した200名余の方がいる。また、80歳を超える100名ぐらいのいわゆる日本人妻の方が生存され帰国を待ちわびているとの話もある。同時に、中国、韓国に多くの脱北者が出ており、その中には日本への定住を希望する人もいると承知している。議員立法である北朝鮮人権法においてそれら脱北者を支援することとなっているが、当時の与党の反対で日本人、特別永住者とその子孫のみの支援を行うこととなっており、世界で一番厳しい難民の定義となっていることから、国際社会から非難を受けている。民主党はその政策の中で、国際的な難民の受け入れレベルに上げるとともに、政治亡命も受け入れることを打ち出してきたこともあり、法案の処理が一段落した後、この点について検討を進めて頂けないかと考えている。
本日は、以上の点につて御意見を頂ければと本会合を開催した。
(城島衆議院拉致特委員長)
拉致問題の解決について、何とか鳩山政権で新しい兆しを見つけ、出来れば、キチッと解決を図るべく、拉致特として、また、委員長として頑張りたいのでよろしくお願いしたい。
(前田参議院拉致特委員長)
拉致問題における政治の責任は真に重い。そして、中井大臣を先頭に是非これを進めて欲しい。また、我々は一致結束しこれを支える立場と思っており、是非、皆さんの協力をお願いしたい。
(2)議題大塚副大臣から、別添資料に沿って説明。
(3)出席議員からの主な発言