北朝鮮による拉致被害者御家族とエリサベス・サルモン国連北朝鮮人権状況特別報告者との面会

 7月1日、午後5時50分から約40分間、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の横田拓也代表、飯塚耕一郎事務局長、横田早紀江氏、横田哲也事務局次長が、国連のエリサベス・サルモン北朝鮮人権状況特別報告者と面会を行いました。この面会には、日本政府から、河野真内閣官房拉致問題対策本部事務局長他が同席しました。

 拉致被害者御家族からは、本年2月に拉致被害者である有本恵子さんの父・有本明弘さんがお亡くなりになった、拉致被害者と家族は高齢化してきている、家族会は、親世代の存命のうちの全ての拉致被害者の即時一括帰国を求めている、国際社会へのさらなる発信をお願いしたい旨を述べられました。

 サルモン特別報告者は、拉致被害者御家族の発言に耳を傾けつつ、着用していたブルーリボンバッジを示しながら、御家族の怒りと悲しみ、苦しみを共有する、拉致問題の解決を諦めるという選択肢はなく、訴え続けることが重要であり、拉致問題の解決に向けて、引き続き力を尽くしていく旨を述べました。