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政府主催 拉致問題に関するシンポジウム~全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて~を開催しました。

 令和5年12月16日(土)、東京・内幸町のイイノホールにて、政府主催 拉致問題に関するシンポジウム~全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて~を開催しました。
 本シンポジウムは、毎年12月10日から16日の「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」の行事の一環として、被害者御家族の方々の「生の声」に耳を傾けるとともに、有識者を招いて、朝鮮半島を取りまく情勢の変化等に対する理解を深め、一日も早い拉致被害者の帰国の実現につなげることを目的として開催したものです。

当日の模様の動画はこちら


第1部 北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクール表彰式
(1) 受賞者の表彰
 (中学生部門、高校生部門 各3名  英語エッセイ中学生部門、英語エッセイ高校生部門 各2名、計10名)
(2) 最優秀賞受賞者による作文の朗読、拉致現場視察(新潟市)の感想発表

受賞者一覧(各受賞者の作文については氏名の横の「作文」をクリックしてください。)
【最優秀賞】 
・中学生部門
 薩摩川内市立祁答院中学校 3年 羽島 奈穂(はしま なほ)  作文
・高校生部門
 盈進中学高等学校 2年 池田 和音(いけだ かずね)  作文
・英語エッセイ中学生部門  
 熊本県立宇土中学校 3年 谷 颯太(たに そうた)  作文
・英語エッセイ高校生部門 
 大阪府立水都国際中学校・高等学校 2年 奥田 莉有(おくだ りあ)  作文

【優秀賞】 
・中学生部門
 八街市立八街南中学校 3年 中村 夢優(なかむら めゆ)   作文
 沖縄県南大東村立南大東中学校 3年 池田 七星(いけだ ななせ)  作文
・高校生部門
 敬愛学園高等学校 2年 木越 美望(きごし みお)  作文
 西武台千葉高等学校 1年 鈴木 稔秋(すずき としあき)  作文
・英語エッセイ中学生部門
 AOBA-JAPAN INTERNATIONAL SCHOOL 1年 Elio Esposito(エスポージト・エリオ)  作文
・英語エッセイ高校生部門
 淑徳高等学校 1年 田中 悠貴(たなか ゆうき)  作文

【団体賞】
岩手県花巻市立花巻北中学校
AOBA-JAPAN INTERNATIONAL SCHOOL
東京都練馬区立開進第二中学校
山梨県北杜市立甲陵中学校
大阪府立寝屋川高等学校
大阪府立水都国際中学校・高等学校
神奈川県立厚木東高等学校
敬愛学園高等学校


第2部 拉致問題に関する中学生サミットの報告


第3部 被害者御家族からの訴え・有識者講演
(1) 林芳正 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣による挨拶
(2) 被害者御家族からの「生の声」の訴え
  登壇者:横田拓也氏 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表
      飯塚耕一郎氏 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局長
      大澤昭一 特定失踪者家族会(北朝鮮による拉致の可能性を排除できない失踪者家族有志の会)顧問
(3) 講演
  神保謙 慶應義塾大学総合政策学部教授、公益財団法人国際文化会館常務理事


 第1部として、北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクール表彰式が行われ、最優秀賞受賞者による作文の朗読、拉致現場視察(新潟市)の感想発表が行われました。

 続いて、第2部として、本年8月に行われた拉致問題に関する中学生サミットの活動報告を行うとともに、中学生サミットで中学生が発表したアイディアを基に制作した広報動画を上映しました。

 第3部では、冒頭に、林内閣官房長官兼拉致問題担当大臣から挨拶を行い、
「拉致問題は、岸田政権の最重要課題であり、時間的制約のあるひとときもゆるがせにできない人道問題です。拉致問題の解決に向けては、国際的な支持や協力を得ることも極めて重要です。岸田総理は、G7首脳会合や日米韓首脳会合も含め、各国首脳との会談の際には、拉致問題の即時解決に向けた支持を働きかけてきています。私自身も、本年9月まで約2年間、外務大臣として、各国との外相会談等の機会に、拉致問題の即時解決に向けた理解と協力を直接求めてきました。日朝間に存在する不信感を打ち破り、双方にとって明るい未来を描くためには、我が国が主体的に動き、トップ同士で関係を構築することが極めて重要です。総理直轄のハイレベルで協議を行い、早期の首脳会談実現に向けた環境が整備されるよう、総理の指示の下、政府一丸となって取り組んでいきます。国民の皆様の声の一つ一つ、それらが更に広がり、より一層大きくなることが、拉致問題の解決に向けた力強い後押しとなります。本日のシンポジウムでも、若い世代に向けた取組を紹介しました。引き続き、国民の皆様の御支援と御協力を賜りながら、認定の有無にかかわらず全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向けて、政府一丸で、全力で取り組んでまいります。」という旨を述べました。

 これに続いて、被害者御家族から「生の声」を発信いただきました。その後に行われた有識者講演では、国際政治・安全保障の専門家から朝鮮半島を取りまく情勢の変化につき御講演いただきました。

 本イベントの模様は、YouTube拉致問題対策本部公式動画チャンネルで生配信されました。



  

 

 

 

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